濁りとパンチとレッドアイ
ワッキーこと立脇潤です
渋谷のゴリラコーヒーに行ってきました。
(ゴリラ顔のつもり)
前回、もう一年以上前ですかね。行った時は、お店のキャッチコピーであるパンチの効いたコーヒーの意味が良く分からなかったんです。
確かプアオーバー(ハンドドリップの別名)でストレートのコーヒーかブレンドだったかを頼んで、ああ、ここも最近の酸味がメインの味わいだな〜
という感じぐらいで、当時それ以上のものを感じれなかったんですね。
先日、池袋を歩いていたときにもゴリラコーヒーが出店していて、ここにもあるんだ〜なんて、思っていて再び気になり始めたんです
メニューを調べていたら、
レッドアイ
というメニューがあります。
【コーヒーにエスプレッソを加えた、人気のメニュー】
これか!!これを頼まないからゴリラらしさがなかったんだ!!
ちょっと謎が解けた気がして、どうしてもお店に行きたくなったんですね。
というわけで行ってきました!
それでパンと一緒に注文。
(この店のフードは個性的でボリュム感があるので、面白いです!でも、一つだと個人的にはお腹は物足りない・・)
エスプレッソを追加すると普通、珈琲の苦味が強くなるイメージがあるじゃないですか?
(近年のコーヒーにどっぷりはまっている人は別です)
焙煎が浅いものだとエスプレッソにしても、酸味の味わいが増すんですよね。
うん。パンチのある味わいになった!
なかなか、面白い味わい。
最近の酸味系の味わいって、カッピングの評価項目の一つにカップの綺麗さという項目があるので、透明感を追求するお店が多いんですよ。
(クリーンカップというやつね)
それはそれでいいんですよ。豆を評価する基準ですからね。
でも、レッドアイは、濁りANDパンチ!!という感じです。
それも嫌な濁りじゃないんですよ。
これはありで面白いなあという感じ。
そんなことを感じながら、ニヤニヤして飲んでいました。
お店の外にでると、スギ花粉がまだ飛んでいるようで、目がかゆいです
掻きすぎて、レッドアイになりそう。。
お後がよろしいようで
最近の珈琲ってなんで酸っぱいの?その2
なんで最近の珈琲は酸っぱいのかその2です。
【サードウェーブって?】
サードウェーブって言葉聞いたことないですか?
一昨年の流行語候補に上がったので、ご存知の方もいるかと思います。コーヒー業界の第3の波ですね〜。
元はアメリカの珈琲の話なんですが、日本でも、代表格であるブルーボトルさんがオープン初日に3時間以上の行列を作り話題となりました。
じゃあ、ファーストウェーブとは?
インスタントコーヒーなどでコーヒーが安く広まったこと。
セカンドウェーブの代表格がスターバックス。
それまでは低価格のコーヒーが主に流通していたところ、深煎りの高級の豆をエスプレッソで提供して、徹底したサービスで売るコーヒーショップです。ご存知だと思います。
そこで新しい需要掘り起こすためにも、対抗軸を明確して話題にするのが、1番。サードウェーブという形で打ち出していきます。
スターバックスが巨大になりすぎて、様々な弊害も出てきた頃。(あ、僕はスターバックス大好きなんですけどね。空間とかサービスが。ソイキャラメルマキアート好き!)
サードウェーブは、「高品質な豆をそれぞれの人の好みに応じた豆で、一人ずつドリップする」そんな形がサードウェーブだったりします。
元々はサードウェーブ=酸味系というわけではなく、一人ひとりの好みに応じて豆を選び、ドリップをするということだと思いますが、
今までの珈琲とは違うんだよーー!
ということを強く打ち出したい。
という思惑が強いと思われるので、酸味系の路線を突っ走っているのではないかと思われます。
(違いがわかってもゴールドブレンドは飲みませんけどね。って古!)
かなり、個人的な見解もはいっているので、正しいとは限りませんけどね!!
最近の珈琲ってなんで酸っぱいの?
ワッキーこと立脇潤です
(再びcoffee festivalの写真。他にいいのがなかった)
この間に行った、Tokyo coffee festivalにしてもそうだったんだけど、最近新しく出店しる珈琲店って、みんな酸味系なんですよね。言い方を悪くすると酸っぱい系。
festivalに参加していたお店10店舗で試飲したけど全部酸味系でした。
その中で中煎りやや深ぐらいので出店していたお店で結構深く焙煎しているというんですよ。
これが最近の常識になりつつあります。
なんででしょう?
簡単にいうと定義だからなんです。
は?という感じですよね。
僕の解釈だと、2000年ぐらいから美味しい珈琲が出回りやすくなりました。
その立役者が、スペシャルティコーヒーという組織があるんですね。
この組織が、今までは作る生産国が「豆が大きいから美味しいよ」とか、「標高高いから美味しいよ」
と言ってたのを、消費する立場のプロが基準を数値化して評価したんです。
で、その中の定義の一部がこんな感じ
「風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。」
赤いところ以外は興味がある人以外、眠くなるので読まなくていいです。
酸味って、定義してるんですよね。
それなので、点数化するカッピングにおいての項目も必然的に
甘さ、酸味、口に含んだ質感、フレーバー、後味、バランス、総合評価
となってたります。
そう、苦味が美味しさに含まれてないんです
もう、コーヒーはフルーツだ!の世界なんです。
それはそれで美味しい珈琲がたくさんあります。
僕も、浅煎りのモカのストロベリーを感じるものとか大好きだったりします。
でも、苦味の珈琲を認めない風潮もいかがなものかな?
なんて、思うんですよね。
幅広く、質の高い珈琲を認めて珈琲を、もっと楽しみましょ!
ベトナムのスペシャリティコーヒーin珈琲舘
ワッキーこと立脇潤です
時間調整のため、珈琲館にはいりました。
病み上がりということもあり、カフェインレスコーヒーを頼もうとしたのですが、
期間限定 スペシャリティ ベトナムコーヒー
というキャッチフレーズに負けて、注文してしまいました。。
ベトナムの珈琲って、世界第2位の出荷量でかなり出回ってはいるんですが、ロブスタ種という甘みの少ないインスタントコーヒーなどに主に使われるコーヒー豆を主に作っているんです。
通常ベトナムコーヒーというと、甘〜いコンデンスミルクをたっぷり入れて飲むコーヒーをいうことが多いんですね。
なので、単品で出回っているのはまだ数が少ない。
近年の品種改良で徐々に良くなってきて、スペシャリティコーヒー(上位数パーセントのコーヒー)をだせるくらいにまでなってきたんですね。
焙煎度合いは中煎りぐらい
一口飲んで、これはわかりずらい味!
普通の喫茶店しかはいったことがない人がこれを飲んだら、
「単なる薄い珈琲」って、感じです。
そんな記事を書きたいわけでもないので、付け加えますと、
時間の経過による味わいを楽しめる珈琲と書いてあります。
ちょっと温度が低くなり、ぬるくなってくると甘みが前面にでてきます。
テイストのところを読むと
クッキー・ナッツ・トースト
とあります。
うん。そんな感じ。ほんと、やわらかな苦味なんですよね。
ブラジルとかインドネシア系の豆とかもそうなんだけど、酸味型というより苦味を楽しむタイプの豆のスペシャリティって、最初に楽しむのには難しい感じがするんですよね。
焙煎を浅くする時点で、酸味を楽しむ方向けなので、そのゾーンの中で苦味を楽しむという感じ(書いていてわかりずらい話ではあるのだけども)が難しい。
酸味が嫌いな人が第一歩として、この珈琲を飲んでも嫌いになるだろうなあ。
だったら、中米系のすっきりした濁りのない味わいで純粋に酸味を味わってもらう方が、良さをわかってもらえる気がしますね。
プラス100円で、コーヒープレスとあるので、こちらの方が確かに良さがよく出そうな感じはしました。
飲みなれた人でないと楽しめないんじゃないかな〜
そんなことを感じた珈琲舘のスペシャリティでした!
大人買い!
ワッキーこと立脇潤です
今月に入って(もう終わっちゃうけど)何人かと、今までと違う角度で意見を言ってくれる方とお話しができたので、ちょっと考え方や行動を変えないとと思っているところです。
そんな時、急遽休養することになったので、関連する本が読めるであろうと思い、amazonで大人買いしてみました!
そうしたら、暴走してしまいまして、気が付いたら、9冊になってたんですよ。
まだ2冊ぐらい届いてないです(はい。買い過ぎました。。)
さあ!読もうと思っても、なかなか進まないものですね〜
【エッセンシャル思考】
これってあれもしたいこれもしたい、本も多く読みたいというわけで、優先事項がきちんと決まってない感じ。
大多数の物事は不要として、本当に重要なものを選び取る
そんなことを書いてあります
僕の場合、サラリーマン生活が長い(新卒でずっと同じ会社)ので、そちらの価値観が染み込みすぎている。
働いている会社の価値観で動いているところが強いんですね。
いろんな選択肢を吟味して、本当にやりたいことを選択しないと、また、このままずっといってしまう。そんな危機感もあり、こんな本を読んでます。
【超ドンブリ経営のすすめ】
珈琲屋をやりたい!といいながら、数字がわかってないかったりするので、基本的なことは押さえたいなと思って読んでます。
何度みても、普段使い慣れない単語は、頭に入らーん!
英単語のように特定の用語は繰り返し覚えないとダメのようです。
好きじゃないんでしょうね。。
ざーっと読んで、読み返して覚える感じでいこうと思って読みはじみたところです。
てな感じで、9分の2冊とも読み終えてませんが、日頃から本を読む時間や考える時間を作っていかないと!!
仕事に流されない仕組みを作りたいと思ってます。
皆さん、わかっているんですよね
ワッキーこと立脇潤です
ちょっと訳があり4日ぶりの珈琲を飲みました。
高速道路とかにたまにこんな機械がありますよね。
紙コップででてくる、その場で数十秒待って、淹れてくれる珈琲マシーン!
「直前に挽いてます」「一杯ごとにペーパードリップ」
そして何より綺麗な女性が提供してくれる!!(画像ですけどね)
味わいは値段相応でーす。
美味しくなる要素はみんな知っているんですよね。
わからなければ、youtubuとかで、いろんなものあるし。
本格的なものを、僕に聞きたい方はいくらでもどーぞ。
でも、世の中みんな忙しい人が多いし、珈琲にそんなに手間暇かけられないしー
という感じだと思うんです。
僕も、一時期、美味しいお茶を淹れたくて、それなりの茶葉を買ってきて、温度測って蒸らしてとかやっていたんですね。
でも、続かない。。
いや、それより疲れてるし、早くお茶という水分欲しいし。。
という感じで続きませんでした
みんな忙しいんです。
でも、やっぱり珈琲専門家(最近は珈琲OTAKU?)としては、美味しい珈琲を飲んで欲しいじゃないですか。
休みの少し時間のある朝とかにある程度時間をかけて、美味しい珈琲を飲んでほしいなあ〜なんて、思っちゃうわけですよ。
きちんとした手間暇をかけて、質と鮮度の良い豆で、適切な温度と美味しい水。丁寧なドリップをして、気持ち良いひと時を味わってほしいな。
数日ドリップしてないので、まるっきり説得力のないつぶやきブログでした〜
ハンドドリップは美味しい?
ワッキーこと立脇潤です
最近郊外型の店舗で、HandDripの看板を見かけることが多くなりました。
なんだか、それだけで珈琲が美味しそうなイメージがありますよね。
でも、やっぱりそうはいかなかったりします。
高級炊飯器で炊いたお米が美味しい!
最近、良く言われるようになりました。
南部鉄器を内釜に使った炊飯器で炊いたお米とか美味しそうですよね
最近、食欲がありすぎて体調を崩した?ので、美味しいもの食べたい病です
でも、いくら素晴らしい炊飯器でもお米が精米何ヶ月も経った普通のブレンド米とかだったら美味しくないですよね?
やはり、秋田県産の秋田小町とかひとめぼれとか魚沼産とか。素材の良いものが美味しい。
高級釜で炊いた質の悪いお米より普通の釜で炊いた高級のお米の方が美味しいと思うんですよね。
でも、珈琲となるとわからないことが多いから、HandDripなら美味しいんだろうなあ。とか、水出し珈琲なら美味しいんじゃないなあと思っちゃうんですよね。
まずは素材の良さが一番。
どういうものが素材がいいのかが、わかりずらいのかもしれませんね。
ああ、美味しい炊きたてのご飯が食べたい!!
そして、珈琲も。