嗜好性と時代によって変わっていくもの
ワッキーこと立脇潤です
歴史をさかのぼると主に男性が珈琲。女性が紅茶。そんな時代がヨーロッパであったみたいです。
当時、珈琲がようやくヨーロッパに広まり始めた頃、男性が集まって珈琲を飲みながら政治の話などをして盛り上がる。そういうコミュニティーの場としてカフェが増えていったという話があります。一方、家庭にいた女性は珈琲ばっかり飲んで家に帰ってこない旦那の悪口を言ってる。そんな話がたくさんあったようですf^_^;
珈琲は主に苦味と酸味で味を表現するのですが、 一般的に男性の方が苦味を好きな傾向があり、女性の方が香りや酸味を楽しむ傾向にあるようです。こちらもその人の嗜好なので、割合が多いという話。
普段の食生活も影響してます。マヨラーとか、濃い味わいが好きな人は苦味系が好きだったり、素材の味をそのまま味わうのが好きな人は、すっきりした味わいを好んだり。またタバコを吸う方は苦味好きが多いみたい。
僕は、お客さんの好みによって豆を選ぶことので、そんなことを考えていると人の味の好みって、楽しくなります(^^)
最近のサードウェーブ系で珈琲は浅煎りから中煎りの酸味系。今まで珈琲から遠ざかっていた女性を取り入れようと言う企業側の意図もあるかもしれないですよね。
スタバやおしゃれなカフェができるだいぶ前、喫茶店といえばタバコを吹かした男性のサラリーマンが苦い珈琲を飲んで休むところ。そんな時代もあった。
あ、僕はそんな世代ではありませんけど〜(笑)
最近は、チェーン店の郊外型の珈琲屋がものすごい勢いで増えてます。
居心地が良くて、スウィーツも美味しい。女性が喜ぶお店。
珈琲も喫茶店も時代ともに変わっていくんですよね〜
(mellow brownさんの写真)