珈琲豆専門家ワッキー(立脇 潤)のブログ

珈琲の楽しさ、奥深さなど伝えられたらいいなって思います。その他にも大好きな神社仏閣についてや、大きな手術を経験しているので、健康について。また日々の仕事や生活についても書いています。

味わいの追求より大切なもの

ワッキーこと立脇潤です

都内の個人で、やっている珈琲店で長い間、勉強しています。

先日、その勉強先の師匠が病気で長期入院することになったんです。

半月以上経った今も、退院時期が未定の状態です。命に別状はないものの、かなり長期化する感じ。リハビリをじっくりして、少しでも良くなって欲しいですね。

珈琲豆には美味しく飲める時間が限られてます。販売するとなると、それよりも短いです。

入院した時期を考えると、そろそろ店内の珈琲豆を売れる時期がギリギリ。

ということで、弟子の仲間と連絡を取り合って、お店を一日だけオープンすることにしました。

みんな他の仕事をしているので、弟子達のスケジュールの調整が上手くいかずに、僕が1人で開けることになりました。

混んだらやばいなあと思い、珈琲好きの友人にヘルプをお願いして、途中からお手伝いしてもらうことに。

オープン予定の1時間前からお店に入っていたのですが、ガスが付かない。元栓がみつからない。BGMさえやり方がわからないときからお客さまが2人みえられて、断るわけにもいかず、バタバタしながらそのままオープン。

その後もすぐに6、7人並んで頂いた感じ。

普段は200gで1杯サービスというのをやっているんですが、今回はそれどころではなくなってしまいました。

まあ、ガスがでないのでお湯が沸かずに淹れられないんですけどね〜〜

 

みなさんとにかく、師匠の豆が欲しいという感じでならんでいたのと、今はどんな病状なのかを聞きたいという感じでした。

そして、手伝いの友人も参加してもらって、売り切れるまで途切れることなく販売して、終了!

お水を飲んだり、SNS用の写真も撮ることもできずに、タイムアップ!!

このお店にきて、エプロンつけて珈琲をいれなかったことは始めてです

最後まで、ガスもBGMもわからなかったんですけどね…

 

今回のことで学んだのは、この味わいをきちんと出していけば、お客さんはついてきてくれるんだということ。

そして、味わいを追求するより大切なことは、やはり…健康第一でいること。

動けないと何もできない。

 

珈琲の師匠は50代前半。独り身でした。

バランスの良い食事や運動、心地よい人間関係が、本当に大切なんだなぁと思います。

遺伝でその病気になりやすいというのもあるとは思うのですが、日々の忙しさに気を取られてメンテナンスを怠っていると、病気に負けてしまいますよね

 

日頃の生活で運動して、野菜も多めに摂って、治療より予防に力をいれる

そんなことの大切さを実感しました

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