珈琲豆専門家ワッキー(立脇 潤)のブログ

珈琲の楽しさ、奥深さなど伝えられたらいいなって思います。その他にも大好きな神社仏閣についてや、大きな手術を経験しているので、健康について。また日々の仕事や生活についても書いています。

空間と珈琲がセットの時代?

ワッキーこと立脇潤です

 

いろんなところで時代の流れを感じます。先日、父親とタリーズで話していて感じたことです。父親が小さい頃、もう5、 60 年前の話。この頃は珈琲自体、値段が高くてなかなか飲めるものではなかったみたいです。徐々に一般家庭に広がってきて喫茶店という形やインスタントコーヒーがメインで家庭に広まってきたと思われます。

そして徐々にコーヒー好きな人が味にこだわって、珈琲豆を買ってきて、挽いていて淹れたりする人がでてくる。結構、映画とかアニメとかの影響も強かったりします。僕の兄貴が言ってたのは、記憶によると(間違っていたらすいません)刑事物語で松田優作が出ていたドラマか映画で、サイフォンコーヒーを淹れて飲んでる姿があったと言う話を聞きました。それがすごくかっこいいと思ったのでサイフォンを買ってコーヒーを淹れたそうです(^^)

そう言えば、一昔前までは喫茶店でサイフォンが主流な時代がありましたよね。そこからペーパードリップやネルドリップのこだわりに移行してきた。

そして、約20年前ぐらいにスターバックスが日本に上陸。シアトル系のお店という形。エスプレッソで空間と接客を重視した店があふれました。この辺から、スターバックスが提唱しているサードプレイス。家でもなく職場でもない第3の場所。と言うのにお金を払うことが一般的になってきた。広く落ち着いた空間でコーヒーを飲んでいると何かいいアイディアが出そうな感じになりますよね〜

 

僕の親父は、実家でお蕎麦屋をやっていますが、なかなか外で珈琲を飲むと言う習慣がなかった。一緒に飲む機会があったので、こんな時代の流れなんだよーと言う話をしておりました。スタバにはまってる人は珈琲と空間、接客はセットだというイメージが強いんではないかな。そんなふうに時代の流れを感じます。

次はどういう流れになっていくのでしょうか?そして僕はどういう店を目指すのでしょうか(笑)

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(monz cafe 西新井店の写真)