未来食堂ができるまでで考えること
ワッキーこと立脇潤です
こんな本を読みました。
未来食堂ができるまで 小林 せかい
最初はそんなに興味もなく、事業計画書とかついてそうだし、近い将来の出店計画の勉強になるかなあという程度で買ったのですが、予想以上に興味深い本となりました。
何が興味深いかというと、IBMからクックパッドという職歴を経て、飲食の世界に入って行ったので、考え方がIT企業などの考え方を飲食に取り入れているというところ。
ものすごく合理的な感覚を持ち合わせている
50分働くと一食食べられるという「まかない」というシステムもかなり面白い!!
できる限り公開していくというオープンソースの考え方をやっているところ。
お店を出す準備期間に様々なところでバイトをしていくのですが、チェーン店で働いたりする。
飲食は味わいがメインだろ!と考えすぎる僕にとっては、チェーン店でバイトしてもほぼ得るものはないように考えてました。
でも、著者は違った。
飲食においても効率性を追及するという考え方や掃除、経営を学ぶために、チェーン店でバイトをする。
これが僕にとって、一番びっくりでした。
飲食業って、一手間を惜しまないのが美味しさに繋がるところがある。美味しいのはもちろん一番大切なんだけど、その上で美味しいものを少しでも早く提供することだったり、作業の段取りなどを改善していくことでその分を値段に還元するという発想がチェーン店学べるんだろうな〜。
そんなことを考えさせてくれた本でした!
今度一度食べに行きたくなりますね。