珈琲豆専門家ワッキー(立脇 潤)のブログ

珈琲の楽しさ、奥深さなど伝えられたらいいなって思います。その他にも大好きな神社仏閣についてや、大きな手術を経験しているので、健康について。また日々の仕事や生活についても書いています。

珈琲を扱うお店でも全然客層が違う

ワッキーこと立脇潤です

 

最近、渋谷によく行くんです。体調を改善するために友人が指導員をやっている呼吸法(太極拳みたいなイメージかな)の道場に行き始めました。

余裕を持って行って、いろんなコーヒー屋に顔を出しています。

 

その中で先日、混んでて入れなかったのが、COFFEEHOUSE NISHIYA。

coffeehousenishiya.com

実際には入ってないのでわからないのですが、まぁ若い女性の比率がものすごく高かった。メニューを見るとアレンジコーヒーがものすごく豊富。

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フードも斬新ではないのですが、品数多く取り揃えて、見た目がおしゃれで入りやすいんでしょうね。珈琲の豆の違いがどうというよりも、アレンジコーヒーを楽しむ。そんなメニュー構成です。たぶんですが…

 

でも、そこが満席で真冬に外の席しか空いてなかったので、周りを見渡すと歴史を感じる神社があったので、寄ってきました。

やはり、この空間は落ち着きますね。

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参拝が終わり戻ってきても混んでいたので、すぐ近くの昔ながらのコーヒー専門店に入ってきました。

同じ時間、同じコーヒーを扱う店ですが、若い女性がいっぱいのお店と昔ながらの珈琲屋の造りでご年配のお客さんがくつろいでいるお店。

retro-kissa.tokyo

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内装やメニューなどで、ここまで客層がはっきりと違うものなんだなあと感じる1日でした。

女性の心理はわからないけども(いろんな意味で!)、とことん味わいを追及するお店よりも、ラテアートとかで飾られた珈琲の方が人気があるんだろうなあ〜

 

僕の入った青山壱番館。珈琲専門店というだけあって、なかなか味わえるコーヒーでした。ケーキセットで頼んだラムボールがとても美味しかった!

今度はCOFFEEHOUSE NISHIYAさんにはいってみないと。

出店したい町がどんな人が多いのかにも影響するけど、店作りで来るお客さんが変わってくる。ということをはっきりと実感した日でした

 

 

The ROASTERYとかっこよさ

渋谷のThe ROASTERYというコーヒーショップに行ってきました。

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渋谷の超一等地キャットストリートにあります。ロースタリーというだけあって、店内の奥に15kg焙煎できる珈琲豆の焙煎機があり、夕方までほぼずっと焙煎しているそう。

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お話を聞いていると、中米の入賞した農園の豆の1つをロットごと買ってきてるとかおっしゃていたので、かなりの販売力があるんだろうなぁ〜

店内はガレージ風でお洒落で、カッコいい内装。

どこを切り取ってもスタイリッシュです

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そして、質問にも丁寧に答えてくれます。

行った時に15種類ぐらいでしょうか。カッピング(珈琲の味わいを評価する技術)を焙煎機の前のテーブルでやっていて、高い口笛のような音を立ててシューッとすすって、捨てる。そんな姿もあり、おお!本格的にやってるなあと思いました。

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 味わいは中煎りから浅煎りです

フルーティな珈琲を楽しむタイプです

 

 今回感じたのは、前のエクスマセミナーとスライド。

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売れるお店の前提条件。料理が美味しい。サービスが素晴らしい。内装がとってもいい。立地が抜群にいい。適正な価格を追及されているなあって。

(もちろんこの前提条件だけ追及すればいいという話ではないというスライドでした)

僕は職人系のひたすら味わいを追及するお店で勉強しているので、サービスとか内装については優先順位が低い。

こういうお店に来るとサービスや内装について考えさせられます。

あ、そんなに資金があるわけでないので、追及できないですけどね。

限られた中で追及するのは当たり前で、その上でどんな体験が提供できるのかを考えるべきなんだろうなあって、思うんですよね。

 

かっこいい内装のお店で寛いでいると、なんであんなに気持ちが安らぐんだろうなあ〜

なんだか、自分がかっこよくなった気分になりませんか?

もちろん、気のせいだと思いますが笑

良いデザインにはそんな効果があるんですよね!

 

新春エクスマセミナーその2

新春エクスマセミナーの続きです

 

その2は我がSNSフロリダ族の酋長かっちゃんから。
今回は好きなことを発信するということにしぼってお話をしてくれました。
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普通に考えて、美容師で2店舗経営しているオーナーがサッカーが好きだからといって、サッカージャーナリストになるというのは、結びつかないじゃないですか。
でも、エクスマの考えのもとに徹底的に考え、質を高め、発信し続け、SNSをフル活用していくと、サッカージャーナリストとして、ついにデビュー!!

J参入のアスルクラロ沼津へ。7年ぶりに静岡へ戻ってきたMF伊東輝悦のこれまでの歩み | Shooty

 簡単なことじゃないけど、これだけ行動し続けると結果がでることを、みせてくれました。

いつもブログ等で好きなことを仕事にして食べていくことは簡単ではない。

本業と言えるぐらい実績を残し、一流と呼ばれるぐらい磨き上げること。

それで初めて、好きなことで食べていけるんですよね。

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講演の中の好きなものをひたすら投稿するというもので、ともちゃんの写真ネタは盛り上がりましたね〜。そして、エクスマの講演した皆さんにいじられるかっちゃんもみんなに親しまれているんだなあ〜と、感じましたね!

 

普通のビジネスセミナーって、学ぶことの刺激はあっても、笑ったり、楽しんだりすることが少ないと思うのですが、エクスマセミナーは楽しい。

始めから、20分ぐらい劇があったりと、それがまた面白いんですよね〜

今回は500人以上が集まった大きなイベントでした。以前のセミナーでお会いした人に多く会ってお話しできて、楽しかった〜。

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(Riyonのすわみわこさん。ソファに座ってるところで話したので、偉そうな?写真になってる??)

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(セレクトショップゆうすいの内田美帆さん)

写真ないけど、シーラや宮下藍ちゃんなど、こういうセミナーに参加しないとなかなかお会いできない方と会えるというのは、楽しいです!

 

そして、フロリダ族で経堂に集まっての懇親会。落ち着くいつもの仲間という感じになりつつあります。

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 こういう集まりがあるのって、幸せなことなんだよね〜

 

新春エクスマセミナーその1

ワッキーこと立脇潤です

 

先日のエクスマセミナー。

盛りだくさんすぎて、まとめるのが難しい

まずお2人に絞って書いていきます。

 

いつもお世話になって勉強しているSNSを勉強するフロリダ族。かっちゃんが主催のフロリダ族のセミナーはたくさんでているけど、本家本元のエクスマセミナーは初めてでした。

13時〜20時まで。約7時間ぐらいの長いセミナーでした。

 

僕にとって、初の藤村先生の生でのお話。本は何冊か読みましたが、やはりライブは全然違う!!

そういえば、約2年前に初めて藤村先生のブログを読んで、もっと勉強したい!と思って、いろいろ探していったのを思い出しました。

オープニングロール(でいいのかな?)やエンドロールの画像、音楽。ほんとカッコイイ!!

普段、洋楽とか聞かないのですが、聞きたくなります。

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 (席が前の方ではあったのですが、端だったので、画像はななめです)

そして演劇や音楽、芸術などに触れることで人間性が磨かれるんだということを強く感じさせてくれます。

もっと映画とか美術もみていこう〜

(仏像ばかりじゃなくてね笑) 

 

経済の話などもわかりやすく、興味深く、楽しく説明してくれました。

 

そうか、ビジネスの常識が変わったんだ!

そんな気づきがたくさんありました。

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良い物やサービスは当たり前、そこで何が体験できるか?が重要

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今、第四次産業革命の中にいて、すべての物がインターネット繋がっていく。

そして、2045年には人工知能が人間を超えていく

そんな中で、人間にしかできない仕事とは何か繋がりって何かを考えていかなくてはいけないんですよね

 

そして、エクスマ誕生の話。

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料理が美味しい。サービスが素晴らしい。内装の雰囲気がとってもいい。立地が最高。 

などの商品やお店のスペックをアピールしても、売り上げ目標にいかなかった。 

お客さんをずっと観察してわかったこと。写真のような条件がいいのはどの店もやってて当たり前で、全席素晴らしい夜景が見えるという体験をアピールしたらお客さんの動きが変わって、売り上げがすぐに伸びていった。

 

僕に置きかえると、美味しい珈琲屋さんはたくさんある。商品やサービスがいいのは、どの店でも当たり前。自分のところでしかできない体験をアピールしていくということかな。

 

その他にも、日本文学というだけで苦手意識がある正岡子規の話などを題材に話をして、話す人や話し方によって、興味のない分野でももっと聞きたい!という気持ちにさせることができるんだと実感しました

 

多くのゲスト講師が話してくれました。最後はTANPAN社長。

 

ライブはもちろん初めてです!

やはり熱かった。そして面白すぎです。

他の方々も素晴らしかったのですが、登場すると空気が変わりました!!

 

継続的な発信の大切さ。

最初はTANPAN社長も、数人しかファンがいなかった!

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 フラムクリップという短パン社長のブランドを買うわけではなく、短パン社長が好きな人が買ってくれる。個を出して発信し続けることが大事。

改めて、好きなことを発信し続けないと!と感じさせてくれたセミナーその1でした 

 

深煎りの珈琲は苦い??

ワッキーこと立脇潤です

 

先日のフロリダ族下北沢ラウンド。

レインボー倉庫という場所で行われたんですね。

 

そこの一階がコーヒースタンドだったんです。

これはもう飲むしかないですよね

 

ということで、休憩の時間に注文して淹れてもらいました。

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淹れ方もこだわっていて、点滴ドリップから始まりました!

これは期待大!!

うん。飲みやすくて美味しかったですよ〜。

冷めてくるとより甘さが引き立って、豆の素材の良さがわかります

 

最初にポタポタドリップする点滴ドリップも良かったのですが、今回注目したのは焙煎度合。

浅煎りと深煎りだったか、中煎りと深煎りだったか忘れましたが豆が選べて、僕は深煎りを選んでストレートの珈琲を頼んだんですね

 

でもですね。どうみても豆が深煎りではないんです。

苦味系の味わいでもないし。

わざと語弊のある書き方をしたのですが、このお店の考え方もわかるんです。

 

どういうことかというと、今、シングルオリジンとかサードウェーブとかが都内や業界的な流れなんですけど、その珈琲は酸味を楽しむ珈琲が主流なんです。

専門的にいうと珈琲豆って焙煎するとハゼというピチピチとかパチパチという音のする段階があって、2回目の二ハゼという段階まではやらないのが、今の業界的な流れなんです。

ちなみに僕の珈琲の味わいのメインはこの二ハゼ以降の苦味を楽しむことをベースにした味わいがメインです。

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僕なりの焙煎度合の違いだと左下が生豆、左上が浅煎り、右上が中煎り右下が中深煎りとなるんです。

二ハゼを過ぎたあたりが、中深煎り。苦味を楽しむ味わいになります。

 

でもですね。

細かくいうとお店によって定義が違うんですよね。これが。

僕が中煎りだと思ってもお店が深煎りといえば深煎りなんです。

わかりづらいでしょ?

 

そう、このお店の深煎りは僕にとって中煎りぐらいだったんです

先ほども書いたように、二ハゼ以降にはもっていかない暗黙の流れ?があるので、僕の考える浅煎りから中煎りのその範囲だけ考えた焙煎度合だと深煎りというわけです。

写真でいうと左上から右上だけを考えると右上が深煎りというわけ

 

わかるかなあ

 

わかりづらいですよね

 

暗黙の了解が焙煎度合の表示に現れてきたという話です

 

ネットショップとかで焙煎度合だけの表示で買うと思っていたのと違う豆が届けられることもあるのかなあと思ったコーヒースタンドでの出来事でした!

 

 

 

 

 

 

フロリダ族2017下北沢ラウンド

ワッキーこと立脇潤です

 

先日、SNSを勉強するフロリダ族の第5期の下北沢ラウンドにオブザーバーとして参加してきました!

オブザーバーなんていうと、すべて習ったことができてるぜ!

みたいな感じに聞こえますが、完全に学び直している感じです

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新しい6人のメンバーが加わり、SNSを学ぶフロリダ族もまた盛り上がっていきます

 

去年、かなり勉強したつもりでいましたがSNSの変化のスピードはほんとに早いことを実感する回になりました。

Instagramの進化など、とても勉強になりました

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(前の方の席だったので画像はかなり斜めです)そして、まずは発信すること、コミニケーションをとること。そしてSNSはコミニケーションツールであるということ。

 

ざっくりいうと、自分の好きなことを楽しく発信して、コメントをくれた人と絡んでなんぼ!ということですね。

フロリダ族のイベントに参加するたびに、来て良かった〜って思うんですよね。

一緒に学んできた仲間と話せるし、今回は数分出席した人は自己紹介したのですが、酋長かっちゃんからツッコミがはいる。

わかりやすく、楽しく説明するって場数と指摘が必要ですもんね。

そして、女房役のサイモンさんがきちんとサポートしてくれる心強さ。

かっちゃんが引っ張っていって、サイモンさんがフォローする絶妙なバランス。

だから安心して続けられるし、いろんな理由でブログなどの更新が途切れたとしても、またやろう!って、思えるんですよね。

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(E浦さんから写真を勝手にお借りました!

左がサイモンさん、右がかっちゃん)

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懇親会兼新年会でも、盛り上がりましたよ〜

今までなかなか話ができなかった人とも話せて楽しかったです!

 

 

 

 

 

 

 

珈琲屋のこだわりを楽しむ

ワッキーこと立脇潤です

 

珈琲は淹れ方、焙煎の仕方に教科書ってないんです。

そのお店がこうといったらこう!

正解です

(珈琲の教科書という本はでてるかもしれませんけどね。。)

 

僕も長く勉強しているので、そこで習ったベースとなるやり方があります。

そこで他のお店のやり方をみると、違いが多すぎて面白い

 

豆の質さえよければ、美味しいといって、ドリップに全くこだわらないお店

60度でドリップして再加熱するお店

1湯目のあとに、スプーンのようなもので、かきまわすお店

注文受けてから高速で焙煎するお店

100kg以上の豆を一度に熱風で焙煎するお店

100gぐらいの焙煎で、うちわで冷ますお店

まあ、ホントにいろいろなんです。

 

そして、それぞれのお店で美味しいと思われる味わいを追求している

同じになるわけがないんですね

 

お店のオーナーがフレッシュな酸味が好きならば、サードウェーブ系の煎りの浅い珈琲になりますし、苦味とコクが大好きならば、深煎り系になる。

生豆を寝かせてから焙煎するオールドなんてものもありますしね。

珈琲業界も専門分野があるんですね。

 

美味しい珈琲に対する、酸味系の考え方と深煎り系の結構違います。

両方わかっている人は少ないです。

僕もまだまだなところが多い。

それだけ、美味しい珈琲を幅広くだすのは難しく奥が深い感じがします。

わかりづらいけど、得意分野、専門分野がそれぞれのお店にあるんです

 

その部分がお店に行ったお客さんと一致すればいい。しなかったら違う珈琲店で探してみてくださいね。
探せばきっとみつかるはず!

 

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(焙煎機の海外の高いもの。これをみるとこだわりがあるなあと思う道具の一つ)