エイジングな未来
珈琲豆専門家のワッキーこと立脇潤です🎵
昨日の雨、すごかったですね。
雨で早く仕事が終われたので、道路の冠水の危険もかえりみず、ショッピングモールのスタバにいってきました。
【アニバーサリーブレンドエイジド】
気になったので試飲させてもらって、いつもの飲み物と一緒に飲みながら書いてます🎵
【試飲カップ付きの写真】
それで試飲の感想です。
うん。エイジドらしさはでていて、説明通りのスパイシーさもあります。時間が経つと、エイジドのこってりした後味がなくなりました。ブレンドと書いてあるので、全部ではないらしい。比率の問題かな〜。
今のサードウェーブと呼ばれるコーヒーは、ニュークロップと呼ばれる収穫して1年経っていないコーヒーを使用して、中煎りの豆がメインだと思います。
昔から親しまれていた苦さを楽しむコーヒーというよりも、フルーティな生き生きとした酸味。これはこれで面白い。
それで今回のエイジドというのは、写真を見てわかる通り、熟成させてます。
熟成の年数はお店のこだわりなので、お店次第。
都内の専門店で、10年以上ねかせた豆を何度も飲んだことはありますが、普通の珈琲以上に好き嫌いが分かれる味わい。
こってりと上顎に味わいが残り、苦い味と甘みが重くしっかりと長ーく広がる感じがします。
スタバだとターゲットが広いので、そこまでやると嫌いになってしまうお客さんも多いから、ブレンドという形にして少し軽めに味わってもらう形にしたのではないかと思います(勝手な憶測ですが。。)
珈琲も人間と同じでいろんな楽しみ方があります。
ニュークロップのように生き生きとしたフレッシュさを楽しむ。
通常は通常で幅広く(手抜き?)。
エイジングされたものも、そこにしかない独特の味わい、深さがあります。
ただし、個性が強いので初心者の方はご注意くださいね。
高齢化社会が近い将来くる日本において、人も珈琲もエイジングされたものが輝く時代がやってくるのもまた、楽しいかもしれません。